スカイツリーのクリスマス|ライトアップ・マーケットと夕景を狙う時間帯
文:Atsushi(葛飾区金町のゲストハウス「Bon House」ホスト)。2022年から運営し、これまで300組以上のゲストを迎えてきた。
2025年のスカイツリーのクリスマスライティングは11月6日〜12月25日。17:30〜22:00の間、ツリー2種とサンタの計3デザインが約1分ごとに切り替わり、12月24日・25日だけは24時まで点灯していた。

Bon Houseからスカイツリーまでは電車で約32分。冬の夜の過ごし方を聞かれたら、私が真っ先に挙げるのがここだ。ライトアップもマーケットもタダで見られる。お金がかかるのは展望台だけで、そこは晴れた日でなければ元が取れない。以下、段取りをまとめておく。
スカイツリーのクリスマス早見表(2025年)
| 内容 | 期間・時間(2025年) | 料金 |
|---|---|---|
| タワーのライティング | 11/6〜12/25、17:30〜22:00 | 無料 |
| クリスマスマーケット | 4階スカイアリーナ、11:00〜22:00 | 入場無料 |
| 天望デッキ(350m) | 日没前の枠を予約 | ¥1,800〜 |
| 金町から | 約32分 | IC ¥387 |
この記事を更新した時点で、2026年の日程はまだ発表されていない。ただ東京スカイツリータウンは毎年「ドリームクリスマス」を11月上旬からクリスマス当日まで開催しているので、その期間を前提に予定を組み、10月下旬に東京スカイツリータウン公式サイトで確認すればいい。
スカイツリーのクリスマスはいつ行くか|混雑と時間帯
平日の夕方が一番いい。マーケットは混んではいるが人の流れは止まらないし、日没前の展望台枠も数日前なら取れる。
土日の夕方はぎゅうぎゅうだ。展望台のチケットは1〜2週間前に押さえ、マーケットの屋台では並ぶ覚悟をしておく。
12月23日〜25日はシーズンで一番混む。イブの夜はカップルで埋まる定番デートスポットだから当然だ。この3日間に行くなら、点灯が24時まで続くのを利用して20時以降にずらすと、18時台のピークよりずっと落ち着いて見られる。
12月の東京の日の入りは16時30分ごろ。17時にはもう真っ暗になり、クリスマスライティングの点灯は17:30。この間に少し空白の時間ができる。
スカイツリーのクリスマスライトアップ|タワー本体とスカイアリーナ
タワー本体のライティング
普段のスカイツリーは、淡いブルーの「粋」と紫の「雅」を中心に切り替わっている。クリスマスシーズンはこれが特別デザインに替わる。2025年は緑の「オーナメントツリー」、金の「エレガントツリー」、赤と白の「サンタクロース」の3種が約1分ごとに入れ替わった。
タワーは足元の広場から見上げるより、少し離れたほうがきれいに見える。おすすめの場所は次の3つだ。 - すみだリバーウォーク:浅草から渡る歩道橋。風のない夜は隅田川の水面にタワーが映る - 十間橋:北十間川に架かる橋で、押上駅から歩いてすぐ - 吾妻橋:アサヒビールのビル群の背後にタワーが重なる
スカイアリーナとソラマチの装飾
4階のスカイアリーナは、タワーの足元にある屋外デッキだ。2025年はマーケットの隣で「魔法時計」をテーマにしたプロジェクションマッピングが15分ごとに切り替わっていた。下の商業施設・東京ソラマチの中も、ツリーやリース、フォトスポットで通路が埋まる。控えめな飾り付けとは無縁だ。東京ではクリスマスは光のショーで、スカイツリーはそこで一切手を抜かない。
スカイツリーのクリスマスマーケット|期待していいこと・いけないこと

スカイツリーのクリスマスマーケットは地上ではなく、4階のスカイアリーナで開かれる。2025年はヨーロッパ風の木製ヒュッテが15棟と過去最多で、テーマは「絵本の中のクリスマスマーケット」。装飾はドイツから取り寄せたものだった。入場は無料で、払うのは飲食代だけだ。
フード・ドリンク:2025年のメニューにはグリューワイン、ホットチョコレート、ビール、ソーセージ、ローストチキン、プレッツェル、チーズフォンデュ、オマール海老のビスクが並んだ。値段はフードコートより一段高いので、ソラマチのフードコートで使う額より少し多めに見ておくといい。
規模:15棟はドイツやオーストリアの本場と比べると小さい。温かい飲み物と軽い食事、写真撮影くらいのつもりで行けばちょうどよく、1時間かけて見て回る規模ではない。
12月の東京旅行でクリスマスマーケットそのものが目当てなら、2025年に規模が大きかったのは明治神宮外苑の「東京クリスマスマーケット」、六本木ヒルズ、そして都心から約30分の横浜赤レンガ倉庫だ。スカイツリーのマーケットは展望台のついでに寄るもので、これだけを目的に行く場所ではない。
スカイツリー展望台は冬が狙い目|富士山・夕景・チケット
冬の展望台が一番よく見える理由
冷たく乾いた空気は霞が少ない。東京から富士山が一番よく見えるのは12月〜2月だ。東京都の記録では12月と1月は月におよそ20日見えるのに対し、夏は2〜3日しかない。空気が澄んだ日には、西に丹沢の山並みまで見分けられる。
それでも冬に天気が崩れる日はある。天気予報は1週間前ではなく、当日の朝に確認すること。
展望台のクリスマス
展望台にもクリスマスの装飾が入り、飾り付けたフォトスポットや季節の展示が並ぶ。2025年は「Christmas Party in the Sky」という名前だった。あればうれしいおまけだが、主役はあくまで眺めだ。
クリスマスシーズンのスカイツリーのチケット料金
| チケット(大人) | Web購入・最安 |
|---|---|
| 天望デッキ(350m) | ¥1,800 |
| 天望デッキ+天望回廊(450m) | ¥3,000 |
これは一番安い日の料金だ。スカイツリーは日付によって料金が変わるので、12月の土日や夕景の時間帯はたいてい高くなる。4階のチケットカウンターや券売機で買うと1枚あたり¥500上乗せされるから、Webで買っておくのが正解。日没前の16:00〜16:30の枠から先に売り切れる。詳しい内訳はスカイツリーのチケットと時間帯ガイドにまとめてある。
金町からスカイツリーへの行き方
ルート(約32分、ICカードで¥387):金町からJR常磐線各駅停車(綾瀬・千代田線方面)に乗る。電車は綾瀬で東京メトロ千代田線に直通するので、そのまま乗り続けて北千住で降りる。北千住で東武スカイツリーラインに乗り換え、浅草行きの普通ならとうきょうスカイツリー駅、半蔵門線直通の電車なら押上に停まる。スカイツリーはどちらの駅ともつながっている。
安いが時間がかかるルート:京成金町線で京成高砂へ出て、京成押上線で押上へ。本数が少ないので時刻表を確認してから出たほうがいい。
どちらのルートもSuicaかPASMOが必要だ。JR東日本も京成も、改札でのクレジットカードのタッチ決済にはまだ対応していない。
帰り:金町に戻る電車は深夜0時ごろまであるが、12月24日・25日の延長点灯まで粘るなら、北千住での最終の乗り継ぎを先に調べておく。
金町から行くスカイツリーのクリスマス|ある夕方のモデルケース
たとえば、晴れた12月の平日にカップルで行くならこうなる。15:15ごろに金町を出て北千住で乗り換え、15:50ごろスカイツリーに着く。16:00の枠で展望台に上がり、16:30ごろに日が沈んで街に明かりが灯っていくのを眺める。17:30ごろに下りるとちょうどクリスマスライティングが始まるので、そのままスカイアリーナに出てマーケットでグリューワインを1杯。3階のフードコート「ソラマチタベテラス」で夕食を済ませれば、スカイツリーを出て約30分で金町に帰り着く。天望デッキの最安料金2人分と電車4回分で、食事代を除いて約¥5,150だ。
ポイントは移動の向きにある。東側から乗り込むので、ラッシュ時に都心を横断することが一度もない。12月の旅行で東京の東側に静かな拠点を探しているなら、都心のホテルを決める前にBon Houseの料金と空き日程をチェックしてほしい。
スカイツリーのクリスマスと浅草をひと晩で回る

スカイツリーと浅草は、すみだリバーウォークの歩道橋で隅田川を渡って徒歩20分。浅草寺は日没から23時ごろまでライトアップされているので、暗くなってからセットで回るのに向いている。
浅草寺を先に回るコース - 15:00:店が開いているうちに浅草寺と仲見世 - 15:40:隅田川を渡ってスカイツリーへ歩く - 16:00:スカイツリー展望台で夕景 - 17:30:クリスマスライティングとマーケット
スカイツリーを先に回るコース - 16:00:スカイツリー展望台で夕景 - 17:30:クリスマスライティングとマーケット - 19:00:浅草まで歩いて夕食 - 20:30:ライトアップされた浅草寺へ。昼間よりずっと人が少ない
私ならスカイツリー先行を選ぶ。両方の明かりを見られるし、夜の浅草寺はどの時間帯よりも静かだ。仲見世の店が開いているうちに歩きたいなら浅草寺先行にすればいい。浅草寺側の詳細は浅草寺・浅草ガイドに、昼間に歩くなら浅草から上野への散歩コースが使える。
スカイツリーのクリスマスに展望台チケットを買う価値はあるか
行くべきなのは、当日朝の予報が晴れで、11月上旬〜クリスマス当日にもともと東京にいて、日没前30分のうちに展望台に上がれる場合だ。
展望台を見送るべきなのは、曇りや雨の日。そのときは無料の部分だけ楽しめばいい。ライティングもスカイアリーナもマーケットもお金はかからないし、曇っていても見え方は変わらない。
12月23日〜25日は避ける。イブ前後の人混みも込みで楽しみたいなら別だが、行くなら点灯が延長される20時以降にする。
展望台そのものは3月に上っても同じで、飾りが少し増えるだけだ。この季節ならではなのは組み合わせにある。地上350mから夕日を見て、そのあと足元のクリスマスの光を歩く。年末年始も東京にいるなら、東京の初詣ガイドで新年最初の参拝についても書いている。
スカイツリーにも浅草にも上野にも出やすい場所で12月の旅行を組むなら、Bon Houseの部屋と料金、空き日程を見てから直接予約してもらえるとうれしい。
よくある質問
スカイツリーのクリスマスマーケットは無料?
無料だ。スカイアリーナとマーケットへの入場も、タワーのライティングを見るのもお金はかからない。チケットが必要なのは展望台に上がるときだけ。
クリスマス当日もスカイツリーは開いている?
開いている。12月24日・25日も展望台は営業しており、2025年はマーケットも12月25日まで開催、両日とも24時まで点灯していた。ただしシーズンで一番長い列を覚悟しておくこと。
クリスマスが終わってもスカイツリーのライトアップは見られる?
クリスマスデザインは12月25日で終わり、その後は通常のライティングに戻る。丸の内など都内のほかのイルミネーションは、2月まで続くところが多い。