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東京のホテル代、2026年は本当に高い|家族で泊まり方を変えるべき理由

2026年6月23日1 分で読めます
東京のホテル代、2026年は本当に高い|家族で泊まり方を変えるべき理由

東京のホテル代、2026年は本当に高い|家族で泊まり方を変えるべき理由

By Atsushi — 葛飾区金町でBon Houseを2022年から運営。これまで300組以上のゲストを迎えた。

3年前まで「東京で家族4人、1泊1.5万円」は普通に取れた。今は同じ条件で2.5〜3万円。それでも空室が見つかれば運がいい方だ。

何が起きているのか、数字で見ていく。そして、宿の選び方を変えるとどれくらい違うのかも。

数字で見る2026年の東京ホテル価格事情

JLL(Jones Lang LaSalle)が2025年12月に発表した東京ホテル市場分析によると、2025年1〜9月の日本のホテルADR(1室あたり平均単価)は前年比+10.8%、RevPAR(販売可能客室あたり収益)は+15%以上伸びた(Travel Voice, 2025年12月17日)。

東京経済リサーチの調査では、ビジネスホテル15ブランドの平均単価は2025年3月時点で1泊16,679円(前年比+12.6%)。東急ステイは+20.4%で最大の伸び。15ブランド中9ブランドが客室稼働率80%超え、全ブランドが70%超えという「常に満室に近い」状態が続いている。

問題は、この値上がりが一過性ではないことだ。

なぜ東京のホテル代は2026年も下がらないのか

ホテル業界の供給統計を見ると、2025〜2026年の新規開業客室数はわずか約16,000室。2024年の35,000室から半分以下に落ち込む(Lodging Econometrics調べ)。

理由はシンプル。建設コストが高くて、新しいホテルが建たない。Turner & Townsendの調査では、東京のホテル建設費は2021〜2023年で+40%。日本全体の建設インフレも2025年で+5.6%だ。

需要は伸び続けている。JTBは2026年の訪日外国人数を4,140万人と予測している。2025年の4,260万人より2.8%減ではあるが、依然として歴史的に高い水準(Japan Today)。さらに、ホテル運営者の93%が「2026年もADRは上がる」と回答している。

要するに、需要は強いまま、供給は増えない。だから下がらない。

東京のホテル代をNY・ロンドン・パリと比べると

ここが面白いところ。2025年の東京のホテルADRはUSドル換算で$188.5。これを他の主要都市と比べると:

都市 ADR(USD)
東京 $188.5
シンガポール $238.1 +26%
ロンドン $249.9 +33%
ニューヨーク $305.9 +62%
パリ $373.7 +98%

円安の効果もあって、USD建てで見ると東京はまだ「安い大都市」のカテゴリーに入る。2026年6月時点でUSD/JPYは159〜160付近(TradingEconomics)。アメリカやオーストラリア、シンガポールから来るお客さんにとっては、円安の恩恵は依然として大きい。

ただし、ここから先は「同じ予算で部屋の質を落とすか、別の泊まり方を考えるか」の選択になる。

さらに2026年7月から出国税が3倍に

これは知っておいた方がいい変更。

2026年7月1日から、日本の出国税(国際観光旅客税)は1,000円から3,000円に引き上げられる(JNTO公式)。日本人居住者も外国人旅行者も対象。免除は2歳未満の乳児と24時間以内のトランジットのみ。

家族4人なら、出国時にプラス8,000円。1人2,000円の値上げだから単体では大きくないが、ホテル代の値上がりと合わさると「東京旅行は確実に高くなった」と感じる要素になる。

ちなみにこの増税分(年間予測収入1,300億円)は、オーバーツーリズム対策や多言語サイン整備、地方分散化などに充てられる。

ホテル2部屋 vs 民泊1軒:家族4人で4泊した時の差

「東京は高くなった」をホテル前提で考えると、確かに辛い。でも家族4人で1部屋を取るとき、宿泊形態を変えるだけで計算が一気に変わる。

私が金町でBon Houseを始めた2022年から、ずっと家族グループのゲストを見てきた。傾向は明確だ:

ビジネスホテル4泊(家族4人、2部屋必要) - 1泊16,679円 × 2部屋 × 4泊 = 133,432円 - 朝食別、洗濯機別、リビング空間なし

民泊1軒貸し(家族4人、1軒) - 1泊25,000〜35,000円 × 4泊 = 100,000〜140,000円 - キッチン・洗濯機・複数部屋・リビング込み

価格は同じくらいかむしろ安い。でも「家族で過ごせる空間」が全然違う。うちに来る家族、だいたい3日目には朝ごはんを家で作るパターンに落ち着く。ホテル2部屋で別々に起きる朝より、子供がパジャマのままキッチンに来る朝の方が、たぶん後で覚えてる。

長期滞在になればなるほど差が広がる。1週間以上の滞在で洗濯機が部屋にあるかどうかは、コインランドリー往復の時間と気持ちの負担で別物。詳しい比較は民泊とホテルどちらを選ぶか安い宿選びチェックリストを参照。長期滞在の予算感は東京の月額生活コストにまとめてある。

都心を外すだけでホテル予算が変わる|東京の立地戦略

もう一つの軸が立地

新宿・渋谷・浅草の「観光中心エリア」のホテルは、コアロケーション需要で値段が一段高い。でも、東京の交通網は東側も西側もよく繋がっている。中心から少し外したエリアで宿を取ると、同じ予算で部屋のグレードが1〜2段階上がる。長期滞在向けのエリア選びは東京の長期滞在エリアガイドに詳しくまとめてある。

Bon Houseがある葛飾区金町は、京成金町・JR金町の2駅利用可。

  • 上野まで20分
  • 浅草まで25分
  • 東京駅まで30分
  • 成田空港まで約45分(京成高砂で1回乗り換え)

そして近所には商店街・スーパー(Life、サミット)・コンビニ・ファミレス・銭湯まで揃っている。観光地ではなく生活エリア。家族で外食しても予算が崩れにくいし、駅からの帰り道にある金町湯(520円)の常連さんは、最初の夜は子供をじっと見て、3日目にはアイスをくれる。空港アクセスの詳細は羽田・成田からのアクセス比較を参照。

Bon Houseの空室と料金は room ページから確認できる。葛飾の花火大会(7月)や隅田川花火(7月)の時期は早めに埋まる傾向がある。

ボーナス:2026年3月から「Suica不要」で電車に乗れる

これは家族旅行の負担を地味に減らす変更。

2026年3月25日から、関東の11鉄道事業者(東京メトロ・都営・東急・京王・京成・小田急・西武・東武・京急・相鉄・横浜みなとみらい鉄道)の54路線・729駅で、クレジットカードのタッチ決済で改札を通れるようになった(東武鉄道公式)。

対応カードブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners、Discover、UnionPay。家族全員のSuica/PASMOを事前に買う必要がなく、子供のカードがない場合だけ別途対応すればいい。空港到着後すぐに移動できる。

Bon House最寄りの京成金町線は対応11社の一つ(京成電鉄)なので、京成側はカードでそのまま乗れる。一方JR常磐線(JR東日本)は別系統なので、JR利用区間はSuicaか現金が必要。東京メトロ・都営線で都心観光する大部分はカード対応なので、初日からタッチ決済で動ける。Suicaの基本的な使い方は外国人向けSuicaガイド、便利な乗換アプリは東京の電車アプリを参照。

実際の予約例:オーストラリア家族4人、9泊した時の数字

2026年4月、ブリスベンから来た家族4人がBon Houseに9泊した。目的は東京ディズニーランド(2日)、箱根1泊、定番東京観光。

予約前、彼らは新宿のホテル2部屋(1泊28,000円×2)を見積もっていた。9泊で約25万円——宿泊だけで。

最終的にBon House 1軒貸しで合計20万円以下に収まった。キッチンで朝食を作り、洗濯機を3回使い、ディズニーまでは京成線で35分。6歳の下の子は京成の電車が気に入って、毎朝乗るのを楽しみにしていたそうだ。

チェックアウトの時、お母さんが「来年も同じスタイルで来る」と話してくれた。下の子は近所のLifeの前にある自販機にハマって、毎日違うジュースを買って帰ってきていたらしい。家族が後で覚えてるのは、たぶんこういう細かいことだ。

Bon Houseの空室と料金を見る →

どっちを選ぶか:判断ガイド

ビジネスホテルが向くケース - 1〜2泊だけの短期 - 大人2人以下 - 行程が新宿・渋谷・六本木に集中 - とにかく荷物を置くだけでいい

民泊1軒貸し(Bon Houseなど)が向くケース - 3泊以上 - 家族3人以上 - キッチンと洗濯機が欲しい - 浅草・スカイツリー・ディズニー・上野など東側観光がメイン - 3〜8万円浮いた分を食事や体験に回したい

Bon Houseの空室確認はこちら →

まとめ:泊まり方を変える時期

東京のホテル価格が下がる材料は当面ない。需要は強いまま、供給は増えない、円安も続く、出国税も上がる。

でも「東京旅行をあきらめる」必要はない。宿泊形態と立地を見直すだけで、家族4人の予算は5〜10万円単位で変わる

ビジネスホテル2部屋で寝るだけの旅行より、1軒貸しのリビングで朝ごはんを一緒に食べる旅行の方が、家族の思い出としても残る。質問があれば直接メッセージしてください。


よくある質問

2026年の東京ホテル代は1泊いくら?

2025〜2026年の東京ビジネスホテル平均は1泊16,679円(前年比+12.6%)。中級ホテルは1泊25,000〜35,000円。家族4人で2部屋×4泊だと約13.3万円が目安。

ビジネスホテルと民泊、本当にどっちが得?

家族3人以下なら1部屋で済むのでビジネスホテルが安いケースが多い。家族4人以上、または3泊以上になると民泊1軒貸しが価格・快適さの両面で有利になりやすい。

葛飾区から都心観光、本当に近い?

浅草まで25分、上野まで20分、東京駅まで30分。新宿・渋谷側は40〜50分かかるので、西側中心の旅程ならエリア選定を再考した方がいい。東側観光(浅草・スカイツリー・上野・東京駅)中心ならむしろ便利。

民泊(Airbnb等)は東京で合法?

住宅宿泊事業法(民泊新法、2018年施行)に基づく届出済み物件なら合法。届出住宅は登録番号がリスティングに表示される。Bon Houseは正規届出物件。無許可の短期賃貸は違法なので、必ずホストの許可番号が確認できるプラットフォームを使うこと。

出国税の値上げは2026年7月以降に出国する人全員?

2026年6月30日までに発券されたチケットは旧税率(1,000円)が適用される。2026年7月1日以降発券分から3,000円。早めに予約すれば旧税率でいける可能性がある。

最終更新:2026年6月

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