東京で1ヶ月暮らすといくらかかる?外国人向けリアルな生活費を全部公開
東京で1ヶ月暮らすといくらかかる?外国人向けリアルな生活費を全部公開
「東京って物価高いんでしょ?」——よく聞かれる。答えは「高い部分と安い部分がある」だ。
ランチを松屋や吉野家で済ませれば500円以内。夜に渋谷のダイニングバーで飲み食いすれば一人5,000円超える。どちらも東京の「普通」だ。
このガイドでは、東京で1ヶ月過ごす場合に実際にかかる費用を、項目ごとに正直に書く。
東京の物価、正直なところ
2024〜2025年の円安の影響で、米ドル・ユーロ・豪ドルなどから換算すると東京の物価は「かなり安く感じる」という外国人が増えている。一方で、円で生活している人からすると「じわじわ上がってきた」という感覚もある。どちらの視点も正しい。
生活費の内訳
宿泊費(最大の変数)
| 選択肢 | 月額目安 |
|---|---|
| ドミトリー(ゲストハウス) | 50,000〜80,000円 |
| 個室ゲストハウス | 80,000〜120,000円 |
| 民泊(Airbnb) | 100,000〜200,000円 |
| マンスリーアパート(ワンルーム) | 80,000〜180,000円 |
| シェアハウス | 45,000〜80,000円 |
マンスリーアパートは光熱費込みの物件が多く、追加コストが読みやすい点がメリット。
食費
自炊とどれだけ外食するかで大きく変わる。
自炊中心(週4〜5日自炊): 25,000〜35,000円/月
東京のスーパーは安い。業務スーパー・オーケー・ロピアなどはコスパが高く、1週間分の材料が3,000〜4,000円で揃うことも珍しくない。
外食中心(1日2食外食): 45,000〜70,000円/月
ランチは松屋・すき家・吉野家などで500〜700円程度。夕食に居酒屋・レストランに行くと1回2,000〜4,000円かかる。
交通費
ICカード(Suica)を使うと、1回の乗車が140〜250円程度。1日に3〜4回乗り降りすれば、月の交通費は10,000〜15,000円になる。
自転車シェアサービス「ドコモ・バイクシェア」の月額会員になると2,200円で乗り放題(30分以内の制限あり)。活用すれば交通費を大幅に節約できる。
通信費
| 選択肢 | 月額目安 |
|---|---|
| 日本のプリペイドSIM | 2,000〜4,000円 |
| 格安SIM(楽天・IIJmioなど) | 1,500〜3,000円 |
| 海外SIMのローミング | 5,000〜15,000円(割高) |
1ヶ月以上の滞在なら、日本の格安SIMを契約するのが圧倒的にコスパが良い。楽天モバイルは最安1,078円/月(3GBまで)で始められる。
日用品・生活雑貨
ダイソー・セリア(100円ショップ)が都内に多数あり、生活用品は驚くほど安く揃う。月の日用品費:5,000〜10,000円が目安。
節約 vs 普通の生活、1ヶ月シミュレーション
節約パターン(月10〜12万円)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 宿泊(シェアハウス・ドミトリー) | 50,000円 |
| 食費(自炊7割) | 28,000円 |
| 交通費(自転車シェア活用) | 5,000円 |
| 通信費(格安SIM) | 2,000円 |
| 日用品 | 5,000円 |
| 娯楽 | 8,000円 |
| 合計 | 約98,000〜120,000円 |
普通の生活パターン(月18〜25万円)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 宿泊(マンスリーアパート) | 100,000円 |
| 食費(外食4〜5割) | 45,000円 |
| 交通費(電車中心) | 12,000円 |
| 通信費 | 3,000円 |
| 日用品 | 8,000円 |
| 娯楽・観光 | 20,000円 |
| 合計 | 約188,000〜250,000円 |
東京の生活費を抑える5つの実践的な方法
① 業務スーパー・オーケー・ロピアを使う 通常のスーパーより2〜4割安いケースがある。
② ランチは定食屋・立ち食いそばを活用 サラリーマンが通う定食屋は700〜900円でボリュームがある。立ち食いそば・うどん屋は350〜500円でしっかり食べられる。
③ 図書館・コワーキングの無料スペースを使う 東京の公立図書館は無料で入れて、静かに作業できる。
④ 交通は自転車シェアと徒歩を組み合わせる ドコモ・バイクシェアの月額会員(2,200円)は、30分以内の移動なら乗り放題に近い。
⑤ 外食は居酒屋の「ランチ」と「ハッピーアワー」を狙う 夜に高い居酒屋も、昼は800〜1,000円のランチセットを出していることが多い。夕方17〜19時のハッピーアワーは生ビールが300〜400円という店も多い。
まとめ
東京での1ヶ月の生活費は、選択次第で10万円〜25万円以上と幅が広い。最大の変数は宿泊費だ。
「自炊できる環境」があるかどうかも大きい。キッチン付きの宿を選ぶだけで、食費を月2〜3万円以上節約できることがある。Bon Houseのようなキッチン付き短期アパートは、この点で長期滞在者に向いている。