東京の花火大会2026|東京湾大華火祭と隅田川・葛飾・足立・江戸川の日程とアクセス

文:Atsushi(葛飾区金町のゲストハウス「Bon House」ホスト)。2022年からBon Houseを運営し、300組以上のゲストを迎えてきた。

東京の花火大会、2026年の締めくくりは今年いちばんのサプライズだ。東京湾大華火祭が10月24日(土)、2015年以来の復活を果たす。晴海埠頭沖から約12,000発が上がり、観覧席はすべて事前のチケット制になる。
東京東部の夏の大型花火大会4つは、すでに終わった。それでも2026年の日程・時間・行き方をここに残しておくのは、来年の夏を計画するときにいちばん頼りになるからだ。私は葛飾区の金町でゲストを迎えていて、花火の季節に勧めるのはいつもこの5つの大会である。
東京の花火大会2026 日程一覧(東部の5大会)
| 大会 | 2026年の開催日 | 打ち上げ数 | 金町からの所要時間 |
|---|---|---|---|
| 足立の花火 | 5月30日(土) | 約13,000発 | 約30分 |
| 隅田川花火大会 | 7月25日(土) | 約20,000発 | 約30分 |
| 葛飾納涼花火大会 | 7月28日(火) | 約20,000発 | 徒歩20分 |
| 江戸川区花火大会 | 8月1日(土) | 約14,000発 | 約45分 |
| 東京湾大華火祭 | 10月24日(土) | 約12,000発 | 約60分 |
所要時間は、ふだんの夕方に金町駅から会場まで移動した場合の目安だ。花火当日は降りる駅が混むので、そのぶん余裕をみておきたい。
東京湾大華火祭2026|10月24日、全席チケット制
日時: 10月24日(土)17:30〜19:00。荒天時は中止で、順延日はない。
場所: 晴海埠頭沖の海上から打ち上げる。中央区と港区の区制80周年を記念した開催なので、2027年もあるとは考えないほうがいい。
チケット: 夏の花火大会との最大の違いはここだ。観覧エリアはすべてチケット制で、当日券はない。主催者は歩道で立ち止まっての観覧もできないと案内している。一般向けのチケットは公式サイトで当日10:00まで先着順に販売。一般エリアの多くは、晴海から見て海の向こう側にあたる豊洲と有明にある。区民エリアの売れ残り席も、誰でも購入できる。
金町からの行き方: 約1時間。千代田線に直通するJR常磐線各駅停車で日比谷へ行き、有楽町線に乗り換えて豊洲へ。有明のエリアは、そこからゆりかもめで数駅先だ。チケットに観覧エリアが記載されていて、最寄り駅は公式サイトに載っている。
10月開催のよさ: 蚊はいないし、夏の河川敷のような蒸し暑さもない。19:00に終わるので、夕食どきには宿に戻れる。
隅田川花火大会2026|7月25日・穴場は東白鬚公園
日時: 7月25日(土)19:00〜20:30。順延日なし。
場所: 打ち上げ会場は2か所。第一会場は桜橋〜言問橋の間、第二会場は浅草の下流側、駒形橋〜厩橋の間だ。
規模: 両会場あわせて約20,000発。人出は東京の花火大会でいちばん多い。
金町からの行き方: JR常磐線各駅停車で北千住へ(約10分)、つくばエクスプレスか東武スカイツリーラインに乗り換えて浅草へ。合計で約30分。
落ち着いて見られる穴場: 浅草の人混みは避けて、墨田区の東白鬚公園へ行くのが私のおすすめだ。北千住から東武スカイツリーラインの普通で3駅、鐘ヶ淵で降りて徒歩7分。第一会場よりかなり上流なので、桜橋で見るより花火は小さく見える。そのかわり、肩がぶつかる路上ではなく芝生に座れる。小さな子ども連れの家族にはこちらが合う。
混雑を避けるタイミング: 浅草の近くで見たいなら16:00までに着いておく。20:30を過ぎると浅草駅周辺の道はしばらく動かないので、近くで食事を済ませ、21:00以降に駅へ向かうのがいい。
昼間の浅草を一緒に回るなら、浅草寺・浅草観光ガイドも参考にしてほしい。
葛飾納涼花火大会2026|7月28日、金町から歩いて行ける
日時: 7月28日(火)19:20〜20:30。2026年は順延日なし。
場所: 葛飾区、江戸川河川敷の柴又野球場。
規模: 第60回の記念大会で、約20,000発の花火に約1,300機のドローンショーが加わった。
Bon Houseのゲストにいちばん強く勧めているのがこの大会だ。東京の大きな花火大会で、ここから歩いて行けるのは葛飾だけ。しかも火曜開催なので、週末に遠くから来る見物客が少ない。
金町からの行き方: - 徒歩: JR・京成の金町駅から約20分。 - 電車: 京成金町から柴又まで1駅、2〜3分、ICカードで146円。柴又からは帝釈天参道を抜けて徒歩約10分。 - 帰りの抜け道: 北総線の新柴又駅は徒歩15分で、比較的すいている。
観覧席: 河川敷の有料席は6月中旬にCNプレイガイドで一般販売が始まり、7月中旬には完売した。無料エリアは有料席のすぐ後ろから始まる。よく見える場所を取るなら、17:00までに土手に上がっておきたい。
席の種類や無料エリア、帰り道までの詳しい話は葛飾納涼花火大会ガイドにまとめた。行きに通る門前町については柴又観光ガイドを見てほしい。
足立の花火2026|5月30日、東京の花火シーズンの幕開け
日時: 5月30日(土)19:20〜20:20。順延日なし。
場所: 足立区、荒川河川敷の東京メトロ千代田線鉄橋〜西新井橋の間。
規模: 1時間で約13,000発。年間でも屈指の密度で打ち上がる大会だ。
金町からの行き方: JR常磐線各駅停車で北千住へ(約10分)、そこから河川敷まで歩く。合計で約30分。
観覧のコツ: 足立は真夏の暑さが来る前の5月下旬に東京の花火シーズンの先陣を切る大会で、会場の荒川河川敷は幅が広い。5月下旬の川辺は夜になると冷えるので、薄手の上着を持っていくといい。
江戸川区花火大会2026|8月1日・篠崎公園先の河川敷
日時: 8月1日(土)19:15〜20:20。荒天時は中止。
場所: 江戸川区、篠崎公園先の江戸川河川敷。対岸の千葉県側からも、市川市が同時に花火を打ち上げる。
規模: 約14,000発。
金町からの行き方: 京成金町から京成高砂へ行き、京成本線で京成八幡へ。本八幡まで歩き、都営新宿線で1駅の篠崎へ。ここまで約45分で、篠崎駅から河川敷までさらに徒歩15分かかる。もうひとつの手はJR小岩からで、こちらは徒歩約25分。
注意点: 車では行けない。2026年の有料席は2,000円前後からで、6月中旬に一般販売が始まった。
東京の花火大会シーズンに金町を拠点にする理由

5大会のうち4つは、隅田川・荒川・江戸川という東京東部の川沿いで開かれる。新宿や渋谷のホテルに泊まると、どの会場からも街の反対側にいることになる。金町からなら足立と隅田川は約30分、葛飾は歩いて行ける。
これが効いてくるのは花火が終わったあとだ。花火大会の夜は、20:30に何万人もが同じ駅をめざして動き出す。宿まで電車1〜2本、あるいは徒歩20分なら、最初の波が引くまでレジャーシートに座っていても、22:00前には戻れる。
Bon Houseは金町駅から徒歩7〜10分の一軒家にある、最大4名まで泊まれる和室の個室だ。専用の風呂とトイレ、エアコンがあり、蒸し暑い河川敷で一晩過ごした服は洗濯乾燥機で洗える。キッチンはないが、冷蔵庫・電子レンジ・電気ケトルがあるので、飲み物を冷やしておくことも、花火のあとにコンビニで買った夕食を温めることもできる。
来年の夏の花火を一か所の拠点からまとめて回るつもりなら、Bon Houseの空室と料金を日程に合わせて確認してほしい。
金町から見る7月下旬の花火の1週間(モデルケース)
たとえば、Bon Houseに泊まる2人連れが2026年の日程で2つの大会を回るなら、だいたいこんな流れになる。
7月25日(土)は17:00ごろに出発。JR常磐線各駅停車で北千住へ行き、東武スカイツリーラインの普通で3駅の鐘ヶ淵へ。7分後には、駅近くのコンビニで買った食べ物を持って東白鬚公園の芝生に座っている。20:30を過ぎたら混雑が引くのを待ち、同じ道を逆にたどって約30分で金町に戻る。
7月28日(火)は電車に乗らない。部屋で浴衣に着替え、江戸川の土手まで歩いて約20分。17:00までには有料席の後ろにレジャーシートを敷いている。最後の一発が終わったら歩いて帰り、その日の服を洗濯乾燥機に入れる。冷蔵庫に入れておいた飲み物は、ちゃんと冷えたまま待っている。
4日間で東京有数の花火大会を2つ。宿を移る必要もなく、混んだ電車に荷物を抱えて乗ることもない。
東京の花火大会の持ち物と帰りのタイミング
持っていくもの: - ICカード: チャージ済みのSuicaかPASMO。京成とJR東日本の改札はクレジットカードのタッチ決済に対応していない。花火のあとに券売機の行列に並ぶのは避けたい。 - レジャーシート: 有料エリア以外の河川敷には座る場所がない。 - 虫よけ: 7月・8月の河川敷は蚊が多い。 - 現金: 屋台は現金のみの店が多い。 - モバイルバッテリー: 地図と写真でスマホの電池はすぐ減るし、大混雑の中ではモバイル通信も遅くなる。
避けたいこと: - 土曜開催の大会に18:00を過ぎてから着いて、打ち上げ場所の近くに無料で座れると思うこと。 - 終わった瞬間に駅へ直行すること。30分は待ったほうがいい。 - 雨天順延をあてにすること。2026年はこの5大会のどれにも順延日がなく、天気が悪ければ中止だった。当日の午後に公式サイトか公式Xを確認しておく。
当日の移動については、東京の電車ガイドでICカードや乗り換えを解説している。
よくある質問
隅田川花火大会は無料で見られる?
見られる。路上や河川敷からの観覧は無料だ。大会側は協賛席も数量限定で販売していて、2026年は5月10日に先着順で売り出された。川沿いの飲食店やホテルも、それぞれ独自の観覧プランを販売している。
2027年の東京の花火大会の日程はいつ発表される?
たいてい春だ。近年、足立は5月の最終土曜、隅田川は7月の最終土曜に開かれている。夏の大会の有料席は5〜6月に発売され、数週間で売り切れるので、春にリマインダーを入れておくといい。
冬に東京で花火大会はある?
夏の大会ほどの規模のものはない。2026年の大型花火は10月24日の東京湾大華火祭が最後だ。お台場では過去に12月の土曜日に小規模な冬花火が行われていたが、その年の予定を確かめてから計画に組み込んでほしい。
東京の花火大会に行くならどこに泊まる?
東側の、川に近いエリアがいい。金町と都心の宿の比較は東京の花火大会に便利な宿泊エリアに書いた。
Bon Houseから葛飾納涼花火大会の会場までは徒歩20分、隅田川と足立へは約30分。部屋の様子と来年夏の料金はこちらで確認できる。